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九四横断旅行 久大長崎編

  ◆ 「青春18きっぷで行く! 四国・九州ぐるり縦断の旅  《 久大長崎編 》

                                                         2008年 8月 3日(日)



 
おはようございます。 午前5時30分 ホテルニューグロリア大分前。



鈍行鉄道旅行の鉄則とは・・・早朝行動開始!これ基本ww
究極の鉄とも言われた横見さん始め、多くの方は常識の行動・・・だけど、やっぱり眠い・・・



天気予報では、快晴で最高気温35度。今日も暑くなりそうです。 でも、金沢より涼しいみたいですね~?(ぉ

 

昨夜は、大分七夕まつり開催のため歩行者天国で、ドンチャン騒ぎでしたが早朝の大分市内は静かです。



大分駅に向かって歩いていると、フォーラス発見!

金沢、仙台のほか大分にもあるんだ~? へぇ~ (※フォーラスとは、イオンが運営するファッションビル)



ようやく、JR大分駅に到着です。



なんか、高架化するみたいですね。大分駅。

何故かは知らないが、先行的に高架化されるのは非電化の久大・豊肥本線のみ。(現在は、既に高架済み)
肝心の日豊本線ホームの高架化は、未だに実施されず・・・って、なんという中途半端な工事なんだ・・・大分駅orz



今日、最初に乗るのは湯布院温泉が沿線にあることで有名な、久大本線 普通列車 日田行き。

訪問した時点では、まだ大分駅 久大本線ホームは高架前だったので、今となっては貴重な光景かも?



向こうのホームには、旅行2日目で別府駅から佐伯駅まで乗った普通列車が停車していました。
それを見て、「あぁ、本当に九州半周したんだな・・・」と実感するWestNozomi。



次に来るときは、全部高架駅になっているのかな? そう思いながら、大分駅を後にします。



今日は、東九州から西九州まで、一気に九州地方を横断しますよ♪
大分を出ると、車窓からは青空と、緑の山々が美しい大パノラマを見ることが出来ました。



列車は何度か、反対列車と待ち合わせしながら進んでいきます。 良い雰囲気ですね~?


さ~て、今日は楽しい楽しい日曜のスーパーヒーロー&ヒロインタイム♪

早速、ワンセグケータイを取り出し見ることにする。 現在、湯布院地区を走行中・・・流石に見れるだろう・・・



・・・予想GUYです(滝汗)

山陰本線旅行のとき同様、ワンセグなんてものに頼っちゃダメですね。 よ~く、肝に銘じておきます。



列車は豊後森駅に到着。

写真を撮り忘れましたが、この豊後森駅の大分寄りには、旧豊後森機関区の扇形機関庫が残っています。
ただ、保存が完全じゃないのかボロボロの廃墟化していたのが残念ですね。



おっと、気が付けば終点の日田駅に到着です。


 

ここからは、久留米行きのディーゼル列車に乗り換えますよ。

 

それにしても、見れば見るほどバスみたいなディーゼル列車キハ220形200番台。

行き先表示版も大きくて見やすいことは大歓迎だけど、やっぱり違和感はありまくりですw



よあけ



・・・前より瑠璃色な

ちょっと、魔が差しただけなんですハイ。 夜明駅では小倉方面、日田彦山線は乗り換えになります。
王立月博物館へお越しのお客様は、小倉から先の下関駅にて下車ください・・・(違っ)

『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。




山を抜けて、筑紫平野に出るとあっという間に終点の鹿児島本線との接続駅・・・



久留米駅に到着。

この久留米駅では鹿児島本線に乗換えなのですが、その前にどうしても見たかった光景が・・・



青い空に、黄色い博多行きの特急ゆふDX号&赤い熊本行きの寝台特急はやぶさ号。

なんとも絵になる組み合わせじゃないですか!?
はやぶさ号は、東京~熊本間を結ぶ寝台特急ですが近年中に廃止されることが決定されています。残念ですね。



はやぶさ号が発車して暫くすると、今度は由布院駅行きの特急ゆふいんの森号が入線。
一度、こういうリゾート観光特急に乗ってみたいものです。



ゆふいんの森が発車すると、続いて新八代行きの特急リレーつばめ号が入線。

こうやって見ると、九州の列車は色鮮やかで、見ていて飽きないな~?


さて、次の準快速列車に乗って博多方面へ目指しますよ。

 

準快速に乗ると、途中駅を通過して、久留米の次に停車する鳥栖駅にて下車します。

 

ここで、長崎行きの普通列車に乗り換えます。 長崎本線を完全横断ですね。



長崎本線は普通列車なのに本革座席がある817系電車。

「コンピューター・トレイン」ってなんか格好良い♪
※【修正】:「コミュータートレイン」

ちなみに、エンブレムカラーは各線によって違うみたいです。
長崎地区は赤。 鹿児島地区は青。 熊本地区は緑。 筑豊篠栗地区は黄色みたいです。




鳥栖を発車して吉野ヶ里遺跡や、佐賀などに停車しながらしばらくすると・・・



JR肥前山口駅に到着です。

 

肥前山口駅は、長崎本線と佐世保線の主要路線分岐駅として大変重要な駅でのすが、それ以上に重要な節目の駅でもあります。



乗り鉄にとっては、聖地中の聖地といっても過言ではない日本最長片道切符の終着駅。 それが肥前山口駅なんです。

駅前には記念碑が建っていました。
 

NHKにて俳優の関口知宏さんが行った旅番組で、一躍有名となったこの切符。

2004年5月6日に北海道稚内駅をスタートして、一筆書きでJR全線を乗り潰し、同年6月23日に終点の肥前山口に到着。
その総日数は42日間にも及び、鉄道ファンのみならず、多くの人達の心に残る偉業となりました。


『 旅の終わりがここならば、旅の始まりもここから 』


流石に関口さんのような旅は出来ませんが、なんともロマンがあって良いじゃないですかw



そんな肥前山口駅にもやっぱりあった! 長崎新幹線(九州新幹線 西九州ルート)誘致の広告が。

同じく整備新幹線が整備されている土地の住民が言うのも変だけど、長崎新幹線のメリットってあるのかな?(ぉ


 

肥前山口駅を発車すると、ようやく今日の昼食(駅弁)タイム♪


今回は、鳥栖駅にて購入した中央軒の「焼麦(しゃおまい)弁当」(700円)
「東の崎陽軒、西の中央軒」なんて言葉が存在するように、長崎本線の駅弁では、絶対外せない一品!!(言い過ぎ?)

シャオマイは口当たりサッパリだけど、中の豚肉が凄くジューシーで、かしわめしとの相性抜群♪


車窓をゆっくりと、流れる有明海の風景を見ながら食べる駅弁・・・・・特急では味わえない醍醐味があります。


有明海に沿ってゆっくり走る普通列車。 車窓に10数年前、大噴火を起こした雲仙岳が見えれば終点は目前です。

 

14:44。

始発の鳥栖駅から3時間10分。 大分からは約8時間30分程かけて、長崎県のメインターミナルJR長崎駅到着です。


今日のJR利用はここまで。
早速、長崎駅構内にある観光案内所で路面電車の1日乗車券を購入後、ロッカーに荷物を預けます。



それでは、今日はゆっくり長崎観光をしましょう! さぁ、1日乗車券片手に出発~♪

 

まず最初に向かったのは、真面目に長崎平和公園。

1945年(昭和20年)8月9日。 この長崎の地に、広島に次いで2個目の原子爆弾が投下されました。
平和を祈り、犠牲者の冥福を祈るというこの地は、個人的に長崎で一番訪れてみたいと常々思っていた場所です。



そして、公園の奥にあるのが平和祈念像。

「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」という意味が込められているみたいです。

丁度、訪問した日が8月3日ということもあり約1週間後の平和祈念式典に向けて、準備が進められていました。



ちょっと、衝撃を受けたのが原爆投下後60年以上経った今でも、無縁死没者の方が大勢おり、引受人を探しているという現実。
手を合わせ、看板に書かれた名前を一つ一つ見ていると、本当に言葉がありませんでした。



最後に見たのが平和を祈る「長崎の鐘」

学徒動員の中学生や女学生など多くのここで亡くなった方の冥福を祈り33回忌にあたる1977年に立てられたものです。



平和公園から少し歩き、次の目的地に向かいます。



原爆投下中心地。

約60年前、この上空で原子爆弾が投下されました。
2008年8月3日訪問の時点では、茹だるような暑さ・・・そんな中に原爆が落とされたと思うと、非常に考えさせられます。

周囲には、当時の地層なども残されていて大変勉強になりました。


真面目な勉強観光はここまで。 再び路面電車に乗り込み、次なる目的地へと向かいます。

 

『 出島 』 ・・・石川県出身のお相撲さんじゃないよ?(ぉ


日本史の授業で大体の人は、習ったと思います。 鎖国時代に唯一、オランダの商人のために解放された特区。
歴史の教科書では、海に面した扇形の島と習った記憶があるんですが・・・



おもいっきり、街中の陸地なんですけど!?

別地という訳ではなく、正真正銘の出島があった元々の場所に復元されたんですね。
あと、もう一つ。 この入り口は、教科書で見た出島唯一の出入り口だった橋のあった場所ではありません。



ちゃんと、昔の出島関所(?)の門も復元されてますよ? だけど、振り返ると・・・

 

橋がねぇーーー!?

・・・というか、向こう岸にはビルが建っているんですけど(汗)  想像していた光景とのギャップに絶望しましたww



まっ、とりあえず出島の街をブラブラ見学してみましょうか?



目の前にあった看板が目に入ったので、建物の中に入ってみることに・・・



な、なんだ!? このミスマッチな部屋は!(笑)

 

寝室も書斎も、畳敷きの上に洋風家具・・・流石、出島らしいと言うか、昔はこんな感じだったんですね~?



今では、出島の裏を路面電車が走っているんだからオランダ商人は驚くだろうなww

出島って想像以上にコンパクトな土地なので、ここから出れなかった昔の外国商人って、さぞかし退屈だったんだろうな~?

 

大砲や、ゆるキャラを横目に見ながら出島を後にして、次の目的地に向かいます。



オランダ坂。 しかし、長崎って坂道が多いですね~? ふぇ~、疲れる~~~!!



坂を上ると有名な『浦上天主堂』が見えます。

・・・時間を読み違えて、タッチの差で今日の開館時間を過ぎてしまい、中に入れなかったというミスを起こしたことは後悔orz



浦上天主堂から少し道を上ると、見えてきたのはグラバー園。

昔、長崎に来ていたグラバーさんの庭園(そのまんまやん!) 結構、眺望が良いみたいですよ?



とりあえず、入園料を払ってからスロープ・エスカレーターを使い小高い庭園の頂上を目指します。



どんどん、上って行くよ~♪

 

頂上にある旧三菱第2ドックハウスに到着です。 庭が豪華だ・・・

 

ドッグハウス2階から長崎市内を望んで見る。 それなりに標高があるせいか、眺めは抜群でしたね。
ちなみに、目線を下ろしてみると・・・



「庭でけーー!!」(本日2回目w)

 

造船所や、長崎市街地を一望できるなんて、なんて豪華な場所なんだ!? こんな場所に住みたいです。



この場所って、西洋料理発祥の地なんだ~? メモメモ・・・

坂道を下っていくと、ようやくこの園の名称由来となった建物が見えてきます。

 

『旧グラバー邸』

スコットランドから渡米したトーマス・ブレーク・グラバーさんが、1863年に建てた邸宅。
実は、日本で最も古い木造西洋風建築らしいです。 1863年といえば・・・まだ、江戸時代ですね。



丁度、グラバーさんも夕食の支度をしていたみたいです。(笑)



駆け足でグラバー園を見てきましたが、早くも出口到着です。 おっ?写真撮影OKって何があるのかな?

 

"長崎くんち"の山車だ!! う~ん、大きいですね~。

グラバー園を後にして、とりあえず夜の長崎の街へ行く前に、荷物をホテルの部屋に預けることにします。



今回の宿も、東横インです。 学割で安く泊まれたので、ちょっと予約してみた。

重い荷物を部屋に置いて、さぁ長崎の街へ行きますよ!!



おっと、方向を間違えた♪(確信犯)

 

長崎と言えば、中華街。 長崎中華街と言えば『ちゃんぽん』・・・と言うことで、今日の夕食ね♪

麺と野菜が、スープに絡み何とも言えない美味しさでした。 ごちそうさまです。


この後、市内をブラブラ歩き、軽い軽食をダイエーで購入してホテルに戻りました。



 【 明日は、佐世保を通って博多まで行くよ! 】




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